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りんごあれこれ
「グリンツーリズム」の広がり
最近では「グリンツーリズム」の認知度もかなり高まってきたのではないでしょうか?農山漁村地域において、自然・文化・人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことを言います。日帰りや宿泊の形態がありますが、2003年頃から農家民宿関係の規制緩和も進み、農林業家民宿の開業が広がっています。
グリンツーリズムの先進国、農業大国フランスでは、雇用全体の一割をグリンツーリズムが生み出しているとも言われています。主要な産業の一つなのです。
私事ですが、以前北海道を自転車で旅をした際、僻地に一軒のホテルが満室で、村の食堂で途方に暮れていたところ、食堂のご主人のご厚意で泊めていただく事になりました。大変ありがたく、翌朝おじいちゃんが作ってくれた海藻たっぷりのしょっぱい味噌汁が忘れられません。
単なる観光旅行とは違い、農村民泊は農作業などを一緒に体験したり食事や寝起きを共にするので、思い出の深さが違います。第二の故郷、遠い親戚みたいな印象でしょうか。旅行の醍醐味をつきつめると、料理、人々との交流につきると思います。グリンツーリズムはそれらの要素を満たし、日本でも産業として拡大してきているのも必然的な気がします。
農泊を行う側では、家族の同意と協力が不可欠です。将来自分もやってみたいと考えています。
青森県のサイト「グリーン・ツーリズムを体験してみませんか」
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/kanko/green-tourism.html